時は2008年、ジャック・ホワイトがTDWをはじめる1年前。
この年、世界的に有名なスパイ映画“ジェームズ・ボンド”シリーズの新作が公開されました。
タイトルは『慰めの報酬』。
この映画の主題歌を担当したのは、ジャックとアリシア・キーズ。曲名は「Another Way To Die」。
僕は007好き(マニア)でもあり、なによりもジャックが主題歌を作ったということでもちろん劇場に足を運びました。
しかし、同時に「いつものファズの音じゃない」という違和感が。
時間軸が前後しますが、この映画の後にTDWがはじまり、僕がネット上で先ほどのエフェクターボードの写真を発見します。
そのとき思ったのは「007の主題歌で使っていたファズは、Woolly Mammothじゃなかろうか」という仮説。
彼は基本的に“Big Muff”を好んで使用しているのですが、「どうもあの音は違う」という想いがずっとあったのです。
それは、低音の出方と独特なコンプレッション感。まず、実際に聴いていただきたいと思います。
どうでしょう。少しでもマフの音を知っている方なら、その違いが分かるかと思います。
勝手な結論を下すと、おそらくこれはウーリーを使用して録音されたのでしょう。
ジャックはわりとZ.Vex製品が好きなようで、他のバンドでも取り入れてます。
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