もはや店頭にはない?? |
※前提として、これは僕が求める音に関する考察です。
事の発端は、"The Effector book Vol.9"を買って読んだとき。
そこにCrews Maniac Soundの村田さんのコラムがありまして、ファズとバッファーの奇妙な繋がりに興味を持ちました。
その記事に例として出されていたのは、Dinosaur Jr.のJ・マスキス氏。
マスキスさんはCAEの4×4のMIDIフットコントローラーを使用しており(現在は分かりませんが)、そこにはバッファー回路が入っていると。
このような機器にはバッファー回路が当然のように組み込んであるようで、それはかの有名なピート・コーニッシュさんの製品もそうであります。
日本のミュージシャンだと布袋寅泰さん、外国ではジミー・ペイジ師匠やデヴィッド・ギルモア師匠がこのメーカーのコントローラーを導入していることで有名ですね。
話は別方向に行きますが、Led Zeppelin時代にペイジ氏が使用していたTone Bender(Mk2)は「ロジャー・メイヤーの改造により、バッファーとブースターが搭載されている」という噂をどこかで見ました。
その真偽は今のところ、というか、わりと永遠に謎なのですけど、ありそうな話だなと思います。
(余談ですけど : 僕は先日、JMI製のSupaFuzz(中身はMk2)クローンを購入したのですが、現代のファズペダルと比べるとヴォリュームやゲインをフルテンにしても少し音量が小さい気がしました。これはそういう仕様、そういうもの、お前のが壊れてんだよ、などの意見が聞こえてきますが、なんとなくペイジ氏がベンダーを改造していたという話に信憑性が持てたのでした。)
話は戻りまして、マスキス氏はCAEのコントローラーを使用して、バッファー回路を通ったルーティングに“Big Muff”を接続しているのです。
ピート・コーニッシュのコントローラーを使っている、ペイジ氏、ギルモア氏も同じで、これはファズに関係なくバッファー回路を通った音がアンプから出ているというわけですね。
この考察、続きます。
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